~新潟県南魚沼市は上杉景勝・直江兼続の生誕地です~
新潟の地で育まれた二人の武将の魅力をご紹介します。
秀吉が惚れ、家康が恐れた。
戦国期に愛と義を貫いた武将。
-上杉景勝・直江兼続-
天地人 ゆかりの旅 ~春日山と上杉㊤~ ―新潟日報抜粋―
武将しのぶ二つの社
上越市の春日山周辺には、上杉家ゆかりの場所が多い。謙信が幼少期を過ごした林泉寺、景勝や直江兼続らの時代の遺構に隣接する愛宕谷公園、春日神社、春日山神社などだ。
春日神社は、藤原氏の氏神である奈良の春日大社を分霊して創建されたと伝えられている。宮司の風間さんは「春日山の名は、この神社に由来すると聞いている」と話す。
春日山は山頂の形がかぶとの鉢に似ていることから「鉢峰」(はちがみね)などと呼ばれたがいつのころからか、春日山と呼ばれるようになった。
縁起では、謙信の祖、越後守護代長尾家や上杉家からの信仰を受けたと伝えられる。景勝、兼続らが会津に移った後、直江津の福島城や高田城が築かれるが、春日神社はその都度、城の近くに分霊され祭られてきた。
一方、春日神社は、1901年の創建で上杉謙信を祭る。「日本のアンデルセン」として知られる童話作家、小川未明の父前島密の協力を得て、明治時代に建立した。
境内には記念館があり、景勝を祖とする米沢藩上杉家の子孫から同神社に贈られた武具や軍旗などが展示されている。
謙信ら上杉家の武将たちをしのび、全国から春日山の地を訪れる人たちは絶えることがない。
■新潟・・・『兼続生誕の地』
永禄3年(1560年)、長尾政景の家臣の嫡男として越後魚沼、坂戸城(現在の南魚沼市六日町)に生まれる。
謙信の養子となった上杉景勝(当時の名乗りは長尾顕景)に従って春日山城に入り、そのまま景勝の小姓・近習として近待したとされている。
■山形・・・『執政として米沢城下町作り』
関ヶ原の役の後、上杉家は米沢30万石に減削移封される。その執政として兼続公の指揮で新たな城下町作りが行われる。
治水事業や開墾、鉱山開発、学問興隆に尽くし、「直江石堤」「鉄砲鍛造の碑」「禅林文庫」等として現在も伝えられている。
■福島・・・『秀吉により会津へ』
慶長3年(1598年)、秀吉の命令で景勝が越後から会津120万石に加増移封されると、兼続は米沢に6万石(寄騎を含めると30万石)の所領を与えられる。
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