水と土の芸術祭のアートが飾られている新潟市中央区にある「旧齋藤家別邸」へ行ってきました。
「水と土の芸術祭」とは・・・
信濃川と阿賀野川の二つの大河は、この地に多くの水と土を運び、人は長い格闘の末に、現在の新潟という都市を築き上げました。現在もその4分の1が海抜0メートル地帯です。
ここに国内外のアーティストが、水と土にまつわる市内のさまざまな地点に作品を制作し設置します。
川や潟、豪農、川湊、豪商・柳都・湊町文化など、新潟ならではの「水と土の文化」を市全域にわたり展開していきます。
アート作品が市内全域に展示され、訪れた市民を楽しませている。
「旧齋藤家・夏の別邸」とは・・・
明治から昭和初期にかけて、新潟の三大財閥の一つに数えられ、貴族院議員を務めた豪商・齋藤善十郎(1864~1941)が、大正7(1918)年に建てた別荘です。1300坪という広大な敷地の半分以上を占めるのが美しい池を中心に築山の木々に囲まれた、この世の別天地を思わせる日本庭園。マツを主木とし、砂丘地形を巧みに利用した庭園は、斜面から滝が流れ池に水を流す。建物に面して池を配置する回遊式という様式です。東京で活躍した庭師・二代松本幾次郎(1858~1936)が作庭したといわれ、完成までには3年もの歳月と25万(当時)もの巨費を費やしました。
庭園には、伊達屋敷にあったという13トンもの巨石など、東京の大名庭園から選び抜かれた数多くの名石・石造物が運び込まれています。
また建物は、避暑と庭園鑑賞という目的に特化した開放的な造りです。
庭園、建物、そして周辺景観が一体となり、大正時代における港町・商都新潟の繁栄ぶりを物語っています。
さて、アートの方はとうと、鉛で固めたハスが飾られている。1階座敷には鉛の船にハスが生けられ、庭の眺望が美しい2回座敷には幾本ものハスがニョキっと座布団に立つ。
畳のイメージは水面につながり、そこから生命力の象徴でもあるハスが伸び、日本人の水の記憶を呼び戻す、という。
美しい日本庭園とそのアートが融合しまたなんとも言えずかっこよく独創的に神秘性を秘めていて感動しました。また、驚きもあります。
2階の大広間
1階奥には土蔵があり、「記憶の土蔵」と称され懐中電灯を照らしながら土蔵に飾られた昔懐かしいモノを照らしながら歩いて見ていくというスタイルで、その感覚がまさに記憶が薄っすらと蘇ってきて、目が慣れた頃は少し前よりも少しだけ明確に記憶が蘇ったかのような感覚とリンクします。
「記憶の土蔵」入口
山の上には茶室もあります。
贅沢な造りです。
アートは捉える角度から人それぞれの感動や感じ方があるので面白いですね!
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